革について知っておいたほうが幸せになれる内容です。
なぜ幸せになれるのかはおいといて(ヨッコラショ)
皮と革の違いを知っていますか…、皮は渋柿と関係があるって知ってますか?
エヘン、そんな疑問にお答えしようってのがこのページの趣旨です。(^_^;)?
脱毛した皮は一番外側に「表皮(ひょうひ)」、その下が革になるコラーゲンというタンパク質でできた「真皮層(しんぴそう)」があり、肉との結合部分「皮下組織」があります。
「真皮層」はすべすべした「銀層」と繊維がからみ合った「網目組織」とからなっています。
これらの部分が「革」として利用する部分です。
||||||||||||| ←毛
┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴ ←表皮
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XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX ←├真皮層★「皮」⇒「革」★
XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX ←┘
============= ←皮下組織
○○○○○○○○○○○○○ ←肉
皮は動物から剥(は)いでしまうとすぐに腐ってしまう。
また、そのまま乾燥させると水分がなくなって硬くなってしまう。
そこで、皮が腐ったり、硬くなったりしないように樹木などの渋(タンニン)や薬品を使って「なめす」方法が考え出された。
なめされていない状態を「皮(hide/ skin)」とよび、なめされたものを「革(leather)」とよびます。
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|||【皮】|||⇒「なめし」⇒|||【革】|||
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なめす方法の中でも古くからおこなわれていて、古代エジプトや中国の古墳から発見されています。
植物なめしともいわれ、タンニンを含んでいる植物からとったエキスを使っている。
わが国で使用しているのは、ワットルエキス(南アフリカ産ミモザの樹液)、ケブラッチョ(南米)、チェスとナット(欧州)などです。
これらのエキスは多くの場合混合して「なめし液」をつくります。
なめしは、タンニン中に含まれるポリフェノール化合物が、皮のコラーゲン中のアミノ基と結合することによってなめされる。
タンニンなめしされた革は、全体がタンニンの茶褐色になっています。
特性は伸縮性が少ないので型くずれしないということです。
金属なめしのひとつ。
塩基性硫酸クロム塩という化合物をとかした液でなめします。
この化合物とコラーゲンの酸根と結合することによって皮はなめされる。