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革製品の取り扱い

革製品はアイロンができる!

革の主成分はコラーゲンというタンパク質です。
高熱を加えると熱変性を起こして、縮んで硬くなります。
そして、不可逆変化といって、一度硬くなると元に戻すことはできません。

しかし、クロムなめしの革であれば、100度までであれば耐えることができます。
つまり、アイロンの温度を100度までにしておけば、大丈夫ということですね。
気をつけなければいけないことは、蒸気アイロンや湿った状態でのアイロン掛けは厳禁です。

 

保管するときにビニール袋を使わない!

ビニール製品と革製品を接触させておくと、革製品の表面が粘着性をもち変色するそうです。

これはビニル製品中の可塑剤(やわらかくする成分・plasticizer)と革製品の油分や仕上げ膜中の可塑剤の相互作用によるものらしい。

そこで、革の鞄(かばん)を保管するときは、ビニル袋に入れたり、接触させた状態で置いたりせず、布や紙で包んで保管してください。

 

鞄(かばん)はカビの大好物!