ビジネスバッグのブランドや選び方や革の知識などを紹介しています。

ナイロン生地のビジネスバッグ

昭和30年代に入って化学繊維が実用段階に入った。

ナイロン(ポリアミド系)、サラン(ポリ塩化ビニリデン系)などの合成繊維織物が、天然繊維と比較して、その丈夫さ、軽さ、光沢などが鞄(かばん)用素材として最適であったので人気商品となった。

特長は非常に強い繊維の一つで摩擦や折り曲げなどに対して丈夫です。
比重は1・14で生糸の80%、綿の70%という軽さです。
薬品、油に強く、海水にもおかされません。

ナイロンやアラミド繊維(フィラメント糸)は0.05gで長さが450メートルあるものを1デニールといいます。

ナイロンはその原料によりさまざまなタイプがあります。

 

  • ナイロン6: 日本国内で最も多く生産されている。
  • ナイロン66: 少し耐熱性にすぐれる。
  • ナイロン46: 耐熱性をさらに高めて溶融点が摂氏290度以上もある。
  • 複合繊維: ナイロンと他の繊維とを組み合わせた従来にない外観と風合をもつナイロン繊維。
  • 蓄熱保温繊維: 極細のナイロンフィラメントの芯に光を熱に変換する炭素系の物質を入れたナイロン繊維
  • 静電性繊維: 静電気の発生を抑えたナイロン繊維。
  • 透明ナイロン: 透明性を与えた美しい色合いをだすナイロン。

 

ナイロン生地の商品


バリスティック ボストン[土屋鞄製造所]

主素材のバリスティックナイロン1680は、防弾チョッキに使われるタイプよりもさらに太い、屈強の素材。

その極太繊維だから優れた耐裂性・耐摩擦性を持ち、裏面加工により耐水性も発揮する、その上軽いという、まさに夢のような素材だ。
またショルダーストラップの素材にはシートベルト用ナイロンを採用。
切れにくいので、毎日安心して使えるのだ。


 

バリスティック ブリーフ[土屋鞄製造所]

すっきりとシンプルで、クールにまとめられた外見とは裏腹に、内装の機能性の高さは特筆に価する。

3つのファスナー付ポケットには貴重品を、B4サイズの大型ポケットには書類などを、2つの中型ポケットには手帳や本を収納。

口のファスナーは大きく開くので、中身の出し入れも容易だ。


 


バリスティック ショルダー[土屋鞄製造所]

自慢の大きなフロントポケットにはしっかりしたマチが付いているので、意外な程多くの荷物を収納することが可能。

しかも中にはファスナー付ポケットと携帯ホルダーを装備しているため小物を簡単に整理でき、必要な時に迷うことなく取り出すことが可能。

ファスナーのタブはロウ引ヌメ革製だ。



 


バリスティック スマートブリーフ[土屋鞄製造所]

バリスティック・ナイロンがメインのためバッグ自体が軽く、資料や書類を詰めてもフットワークは快適そのもの。

しかもショルダーストライプが付属しているので両手を自由にできるから、自動改札もスラスラ通過できてしまう。

スマートな外見に似合わず、なんとB4サイズまでスッポリと入ってしまう高い収納性を発揮。

内装には大小のポケットを6つも用意し、細かいものの収納もバッチリ。
大きな外ポケットは雑誌などを入れるのにとても便利そうだ。