ステファノマーノは2003年に生まれたイタリアのファクトリーブランドです。
商品の特徴は、卓越したステッチワーク、ハンドルのグリップ感、素材感。
会社自体は、1974年に創業したイタリアのアルバ地方にあるガスプコム社です。
アイテムは、自社で裏張りした、イタリアらしいカラーリンと上質な艶感が美しいLIMONTA社製のNYLONと、レザーのコンビネーションが素晴らしいコンビネーションの「GREEN SERIES」が基本的なシリーズになります。
その他にも高級ナイロン素材のADELAIDEと革のコンビネーションコレクションのSPORTING SERIES。
あたらしく合成皮革をボディに使ったカジュアルなデザインのBLU SERIES。
ブッテロレザーとバルダーノ社のサドルレザーを使って、重厚な革のコンビネーションが見事なシリーズの「GOLF SERIES」などがあります。
ステファノマーノを展開しているガズブコム社は、もともとイタリアの高級有名ブランドのOEMを長年やっていた会社なので、技術的にも高いクオリティを持っています。
会社は社長のカリノ・ガスパローニ、生産管理を行っている長男のマッシモ・ガスパローニ、デザイン担当でクリエーティブディレクターの次男ステファノ・ガスパローニらが運営しています。
商品の牛革は、革素材で有名なトスカーナ地方の2件のタンナーの牛革のみを使用。
ナイロン生地は、エルメスやルイ・ヴィトン、プラダなどにもナイロン生地を提供しているリモンタ社の素材をオリジナル通りであったり、独自加工を施して自社オリジナルとして使い分けて使用している。
生産は、裁断から組立仕上げまで、自社ですべて管理している。
仕事も丁寧で、ステッチ掛けするミシンを用途別に使い分けたり、糸きりにもコテを使ったり等隠れた箇所にもいろいろと工夫凝らしている。
特に、10番手の糸でミシン掛けをしたり、”閂(かんぬき)”を作る技術にはこだわりを持っているそうです。